笑える失敗談エピソード集

「え、何の話?」友達との会話で盛大にズレた瞬間

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カフェでのまったりタイムが…

週末、友達とカフェでまったり過ごしていた時のことです。テストも一段落して、積もる話がたくさんあったので、お互いの近況を報告し合っていました。友達が最近始めたばかりのアルバイトについて、少し真剣なトーンで話し始めたんです。

聞き間違いから始まったズレ

友達は「この間、お店でちょっとトラブっちゃってさ〜」と話し始めました。私は「え、トラブル?」と相槌を打ちながら、コーヒーを一口飲もうとしたんです。そしたら、友達が続けて言った言葉が、なぜか私の耳には「この間、お店でちょっと捕っちゃってさ〜」と聞こえたんです。虎? 動物園? お店で? 頭の中が一瞬でクエスチョンマークだらけになりました。

まさかの返答

友達は特に変わった様子もなく、真剣な顔で話を続けています。「それがもう大変でさ、逃げられないようにするのに必死だったんだよね」と言っています。私の頭の中では「虎を捕まえるのが大変で必死」という図が展開されています。

「虎を捕まえるなんて、すごいね!怪我しなかった?ていうか、なんでお店に虎がいたの?」

私は驚きと興味津々で、思わず前のめりになってそう聞いてしまいました。

一瞬の静寂、そして爆笑

私の言葉を聞いた友達は、ピタッと話が止まりました。そして、不思議そうな顔で私を見て「え?虎?何の話?」と真顔で聞き返してきたんです。その瞬間、自分の聞き間違いに気づきました。トラブルと虎。確かに似てなくもない発音かもしれませんが、完全に思考が飛躍していました。

私は顔がカーッと熱くなるのを感じましたが、友達はすぐに私が何か盛大に勘違いしていることを察したようで、次の瞬間には大爆笑していました。周りのお客さんも何事かという顔でこちらを見ています。恥ずかしすぎて、もう椅子から崩れ落ちそうでした。

小さな気付き

結局、友達が話していたのは、アルバイト先での接客中の小さなトラブルのことでした。私の空耳と勝手な妄想で、話が宇宙の彼方まで飛んでいってしまったんです。

その日以来、友達の話は特に真剣な時ほど、焦らずに一旦落ち着いて聞くようにしています。頭の中で勝手に物語を作らず、聞き取れなかったら素直に聞き返す勇気も必要だと学びました。

きっと、誰にでも一度はある、ちょっとした聞き間違いからの会話のズレ。後から考えるとクスッと笑えてしまいます。