友達とカフェで待ち合わせ… まさかの一駅隣だった話
待ち合わせは駅前のカフェで
仲の良い友達と、久しぶりにゆっくりカフェでおしゃべりする約束をしました。待ち合わせ場所は、お互いにとって利用しやすい駅前の人気カフェです。お店の名前も知っていますし、その駅にも何度か行ったことがあったので、特に深く考えず「いつもの感じで大丈夫だよね」と軽い気持ちで当日を迎えました。
なぜか友達が見つからない
待ち合わせの時間少し前に駅に到着し、指定されたカフェに向かいました。お店に入って店内を見回しますが、友達の姿が見当たりません。あれ、おかしいなと思いながら、念のためもう一度店内をぐるっと見て回りましたが、やっぱりいません。
LINEで「着いたよ、どこにいる?」と送ってみますが、既読がつきません。電話をかけても応答なし。少しずつ焦ってきました。もしかして何かトラブルに巻き込まれたのかな、それとも私が場所を間違えているのかな、といろいろな考えが頭をよぎります。
まさかの一駅隣…
不安になり、もう一度友達からのLINEメッセージを見返しました。そこに書いてあったお店の名前と駅名を確認した瞬間、自分の目が点になりました。
「○○駅の△△カフェ」と書いてあるはずのメッセージ。なぜか私は頭の中で「□□駅の△△カフェ」に変換してしまっていたのです。私が今いるのは、まさかの□□駅。友達が待っているのは、隣の○○駅でした。
電車に乗ってしまえば数分で着く距離ですが、その時の衝撃といったらありませんでした。まさか自分が駅をまるごと勘違いするなんて、と情けなくなりつつ、急いで○○駅行きの電車に飛び乗りました。
笑い話になったドタバタ劇
電車の中で友達に電話して、正直に「ごめん!私、一駅間違えてた!」と伝えると、友達は一瞬沈黙した後、吹き出すように笑ってくれました。「えー!なんで!?」と驚いていましたが、怒られることなく、むしろ大笑いしてくれたので少し救われました。
無事○○駅のカフェで合流できた時、友達はまだ笑っていました。その日のおしゃべりは、ほとんど私のドタバタ劇の話で持ちきりでした。
この出来事があって以来、待ち合わせ場所の駅名や住所は、事前に必ず地図アプリで確認するようになりました。慣れている場所でも油断は禁物だと痛感した、忘れられない失敗談です。