発表中に見せちゃった… プライベートな画面
オンライン発表は緊張の連続
大学の授業で、オンラインでのグループ発表がありました。私の担当はちょうど中盤。スライドの準備も、話す内容も、事前にグループで何度も練習して、準備は万端なつもりでした。
いよいよ私の番になり、ドキドキしながら「画面を共有」のボタンをクリック。画面全体を共有する設定にしていました。
あれ? スライドが出てこない
共有が始まったはずなのに、画面に表示されたのは発表用のスライドではありませんでした。
そこに映し出されていたのは、発表の数分前に友達とやり取りしていたメッセージアプリの画面だったのです。しかも、友達との面白いスタンプを送り合っている最中で、画面いっぱいに巨大なスタンプが表示されていました。
頭が真っ白になりました。焦ってマウスを動かし、急いでスライドのウィンドウに切り替えましたが、ほんの数秒だったとはいえ、確実にクラスメイトと先生の視界にあのスタンプとメッセージリストが映ってしまったはずです。
一瞬の沈黙と、その後の冷や汗
画面を切り替えた後、一瞬の沈黙が流れました。誰かが「おっ」とか、チャット欄に何か書き込まれたような気もしましたが、パニックでそれらを認識する余裕はありませんでした。
とにかく何事もなかったかのように発表を続けようと必死でしたが、心臓はバクバクで、声も少し震えていたと思います。画面の向こう側で、みんながクスッと笑っているんじゃないか、とか、今さっきの画面について話しているんじゃないか、とか、色々な考えが頭を駆け巡りました。
発表自体はなんとか無事に終えましたが、その後の質疑応答や授業の終わりまで、ずっと恥ずかしさと気まずさを引きずっていました。
画面共有前の確認は必須
この一件以来、オンラインで画面共有をする前には、必ず不要なウィンドウを全て閉じるようになりました。特に、メッセージアプリやSNSの画面は要注意です。
たった数秒のうっかりで、準備した発表がかすんでしまうかもしれないと思うと、ゾッとします。皆さんもオンラインで画面を共有する際は、ぜひ気をつけてください。